森本慶三記念館は大正15年（1926）年に津山基督教図書館として、青森県弘前市の設計技師「桜庭駒五郎」により設計、施工された建物であり、登録有形文化財に指定されています。
建物は大正末期の洋風建築の流れを汲んだデザインで、後方には時計塔と十字架が配置された構造になっています。蔵書は現在でも、宗教、哲学、歴史、自然科学、文学等約65,000冊が残っています。
2001年に図書館業務を終了し、現在は創設者「森本慶三」の名を遺した記念館として維持管理されており、2階講堂及び研修室では江戸時代以来の森本家にまつわる資料を展示、公開しています。