「本陣」とは、江戸時代、大名・旗本や公家などが利用した休泊施設です。草津宿には2軒の本陣がありましたが、そのうちの1軒、「田中七左衛門本陣」の建物が現在まで残っており、「草津宿本陣」として一般公開※されています。部屋数は 39 室、敷地面積は 1,305坪にもなり、最も格式の高い「上段の間」、台所土間、湯殿・雪隠(トイレ)など、当時の雰囲気を味わうことができます。 建物がこの規模で現存している例は全国でもほとんどなく、国史跡に指定されています。 ※現在は耐震工事のため休館中。令和7年4月に再開館予定。