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スポット情報

矢倉道標
矢倉道標とうばがもち

東海道と、琵琶湖岸の矢橋港へ向かう「矢橋道(やばせみち)」の分岐点を示す石製の道標。寛政10年(1798)に矢橋の船総代が建てたものです。
碑文:「右やばせ道 右是より廿五丁/大津へ船わたし」
※25丁=約2.5㎞。
草津名物・うばがもち屋を描いた歌川広重の作品「東海道五十三次之内 草津(保永堂版)」には、店の右側にこの道標が描きこまれています。
うばがもちには、武将・佐々木義賢(六角義賢)が織田信長に滅ぼされた時、その幼い曾孫を託された乳母が養育のために商いはじめた…という伝説が残ります。江戸時代にはすでに草津宿の名物として広く知られていました。