「草津のサンヤレ踊り」とは、草津市内の7つの地域(矢倉やぐら・下笠しもがさ・片岡かたおか・長束なつか・志那しな・吉田よしだ・志那中しななか)に伝わる民俗芸能で、5月3日に市内の各地で行われています。矢倉のサンヤレ踊りは2年に1度行われます。
7つの地域ごとに衣装や踊り方・踊りのリズムなどが異なりますが、鮮やかな衣装や法被はっぴを身につけた踊り手(子どもや青年)の周りを、うちわや鳴り物(ササラ・スリガネなど)を持った人々が取り囲み、短い囃子詞で囃し立てながら踊ります。
全ての地域に共通して、囃子詞の中に「サンヤレ」という詞が頻出する点から「サンヤレ踊り」と呼ばれ、7つを総称して「草津のサンヤレ踊り」と呼びます。