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草津駅
アオバナと青花紙

あおばなは、学術名を大帽子花(オオボウシバナ)といい、つゆくさの変種です。特徴としては、つゆくさは、背丈が30から40cmぐらいですが、あおばなは約1mまで伸びます。6月下旬から8月下旬にかけて3から4cmぐらいのコバルトブルーの花を咲かせます。花は太陽に弱いため、昼前にはしぼんでしまいます。
「青花紙」とは、あおばなの花弁から絞った汁を和紙に何度も塗り乾かし、色素を定着させたものです。あおばなの色素は水に溶けやすい性質を持っており、江戸時代からその性質を活かして友禅染や絞染の下絵描きの絵の具として、「青花紙」は使用されてきました。